日本ALS協会富山県支部発足!
平成19年10月14日(日)県総合福祉会館サンシップ福祉ホールにて、160名の参加者のもと、満場一致の賛同を得て「日本ALS協会富山県支部」が設立されました。
数年前にわずかな家族・支援者から始まった交流会が実を結び、ようやく支部として新たに活動を始めることになりました。現在療養中の方々、今日明日にも告知を受け病と向き合う方々の支えになればと、そして治療方法の確立、療養環境改善を目指す日本ALS協会の支部の一つとして、活動を続けていきたいと考えています。
総会に先立ち、来賓の方々に温かい励ましのお言葉をいただきました。今後もご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
記念講演会
富山大学附属病院神経内科教授
田中耕太郎先生
「原因が徐々に解明され、多くの仮説に基づき臨床治験が行われてはいるが、未だ困難な状況です。
信頼できる主治医を持ち、病気や現状をありのまま理解し、上手に付き合うことが重要です。」
予定時間を超過する熱心なお話でした。田中先生を初め」とする県内の神経内科の先生方には多くの患者がお世話になっています。
更なる信頼関係を築く一助になるよう当支部も頑張ります!
日本ALS協会・橋本操会長
「患者というより、一人の人間として毎日を楽しく生きています。」
という橋本氏の日々の様子を、介護者であるお嬢さんが生き生きと紹介してくださいました。
口文字というコミュニケーション法には会場皆驚き!ツール不要、変換の速さという点では素晴らしいものがあります。
今後も我々の代表としてご活躍を祈念しています。
富山県支部活動開始!
平成19年10月14日(日)、日本ALS協会の37番目の支部として富山県支部が発足しました。
設立総会には、全国の仲間や多方面の支援者の皆さんに参加いただき、心強い船出となりました。
今後は県内全般において、ALSと向き合う仲間の療養環境向上に努め、患者の声や要望をまとめて全国へ発信していきます。
支部長挨拶
皆様のご支援とお励ましを頂き、念願の富山県支部を設立することが出来ました
支部作りは目的ではなくあくまでも手段であることを肝に銘じながら、これからも活動を続けたいと思います。
患者・家族との交流に力を入れ、患者さんの訪問、そして療養に役立つ情報を発信していきたいと思います。
「自分らしく生きることを大切に」をモットーに、人の和(輪)を大切に活動を続けていきます。
日本ALS協会富山県支部長 清水忠彦
今後の方向性
少しでも患者・家族の心の思いを聞いてあげられる場として、
「正しい情報を伝えたい」
「患者が自分の意思で自分らしく生きることができる」
そういう思いをこめて活動していきます。
●①会員相互の交流・情報交換
●②ALSに対する啓発活動
●③交流会・講演会の開催
●④療養支援事業
●⑤関係機関への療養改善の働きかけ
等を目的に、相談援助、訪問を重ねていきたいと思います。